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仙台では秋になると、河原で芋煮(豚汁)がはじまります。薪や炭を河原の石を組合わせた囲炉裏でおこし、地元の里芋と季節の野菜、豚肉を煮て仙台味噌で味付けして頂きます。
この時期、コンビニで薪を売るのも芋煮(豚汁)を楽しむ仙台ならでは。
豚汁と芋煮の違いは芋がジャガイモか里芋かです。また、山からの茸が手に入ると鍋に加わります。
豚汁に玉葱を使う地域がありますが、仙台は長ネギです。
とにかく秋風の中紅葉をながめ、鳥の声を聞きながら、大きな石に座り芋煮(豚汁)を頂くのは最高です。
味噌は佐々重の「本場仙台味噌」がお奨めです。
少し甘口に仕上げたい時は「特吟味噌」との7対3(特吟)のあわせ味噌がオススメです。 |
そんな芋煮会の様子をちょっとだけ知りたい方はこちらからどうぞ!! |
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豚汁の作り方 4人分 |
【材料(4人分)】
・豚もも肉・・・・・100g
・大根・・・・・・・・・80g
・人参・・・・・・・・・30g
・里いも・・・・・・・・6個
・ごぼう・・・・・・・・50g
・長ねぎ・・・・・・・1本
・水・・・・・・・・・・・5カップ
・清酒・・・・・・・・・適量
・仙台味噌・・・・・・60g
味噌は「本場仙台味噌」がお奨めです。
少し甘口に仕上げたい時は「特吟味噌」との7対3(特吟)のあわせ味噌がオススメ |
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作り方 |
1、材料を切ります。
ごぼうはささがきにした後、水にさらしておきます。
豚肉・・・・・・食べやすい大きさに切る 大根・・・・・・・いちょう切り
にんじん・・・・・・いちょう切り 里芋・・・・・・・食べやすい大きさに切る
ごぼう・・・・・・・・ささがき こんにゃく・・・・手で一口大にちぎる
長ネギ・・・・・・・斜め切り |
2、鍋に水を入れ、豚肉、野菜、こんにゃくを入れて火にかけます。 |
3、煮立ったらアクをこまめに取り清酒を加え、少し火を弱めて野菜が八分通り柔らかく なるまで煮たら、長ネギを入れ、味噌を溶き入れて火を止めます。 |
4、お椀に盛ったら出来上がりです。お好みで七味唐辛子をかけてもおいしいですよ。 |
おいしい豚汁を作るためのポイント! |
・里芋は数時間前に洗って乾燥すると滑らずむけます。
・外で芋煮をする時は鍋のまわりに泥を塗るかアルミホイルで包んでおくと鍋洗いが 楽になります。(鍋底のすす対策)
・味噌はおたま等で、鍋の中で煮汁を加えながら溶いていきます。
・鍋を火からおろし、煮汁で溶いた味噌を一気に鍋に広げます。
・弱火で一煮立ち、プクッときたら出来上がりです。
※詳しくはおいしい味噌汁の作り方をご覧下さい |
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豚汁と相性の良い仙台味噌。
米味噌のなかでも仙台味噌は大豆比率の高い味噌となります。その為、発酵の過程で大豆の蛋白質がペプチドやアミノ酸に分解されます。またその成分は豚肉のにおいを吸着し、素材の良さをよりいっそう引き出しように働きます。
一般に公開されているレシピで、しじみ、あさりの味噌汁や鯖の味噌煮に仙台味噌が使われるのはその為です。
また仙台味噌はにおいを吸着するので、冷蔵庫に入れる時は袋を開けっ放しにしないようにして下さい。密閉性の高いタッパーでの保管は味噌をいっそう美味しく召上って頂けます。 |
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豚汁にオススメの味噌
佐々重自慢の『本場仙台味噌』です。この赤味が美味しさの証です。
大豆の中にある糖分と発酵熟成から生まれるアミノ酸が結合して、この色をあらわします。
また、自社で育てた酵母が、仕込み桶の中で 活躍しなんともいえない良い香りが生まれます。
原料は大豆と米と食塩のみ。 後は麹(こうじ)と酵母の働きを見守ります。
仙台味噌は素材の欠点を包んでしまう利点があります。豚肉の匂いや魚臭さを消し 素材の持ち味をフルに出します。
鯖の味噌煮は仙台味噌で作るのが一番美味しいです。
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